
ユースシアタージャパンでは、
一定の条件のもとでレッスン費が免除される奨学生制度を設けています。
これは、突発的に生まれたものでも、単なる“習い事の割引制度”でもありません。
20年以上にわたり、日本でユースシアターの活動を続ける中で、私たちは強く感じてきたことがあります。
それは、子どもたちの「挑戦したい」という想いが、家庭環境や経済的な事情によって閉ざされてはならない、ということです。
幼児・小学生・中学生・高校生。
どの年代にも、可能性に満ちた子どもたちがいます。
歌いたい。
踊りたい。
舞台に立ってみたい。
その純粋な想いは、どんな環境にいる子どもたちの中にも確かにあります。
私たちは、その最初の一歩を、環境の違いによって諦めてほしくないのです。
ユースシアタージャパンが育てたいのは、ダンスや歌、演技の技術だけではありません。
仲間と向き合い、支え合い、ときにぶつかりながら、一つの作品を創り上げる中で育まれる“人間力”です。
主体性。
協調性。
コミュニケーション能力。
やり抜く力。
こうした非認知能力は、これからの時代を生きる子どもたちにとって、かけがえのない力になると信じています。
年齢も、地域も、育ってきた環境も違うメンバーたちが、一つの目標に向かって挑戦する。
その中で出会う価値観の違い、悔しさ、達成感のすべてが、人を大きく成長させます。
もし、似た環境の中だけで活動していたら、得られなかった学びがそこにはあります。
だからこそ私たちは、さまざまな背景を持つ子どもたちが自然に交わる環境を、何よりも大切にしています。
そのための仕組みの一つが、この奨学生制度です。
制度を利用していることを周囲が知ることはありません。
誰もが同じレッスンを受け、同じ舞台に立ち、同じように挑戦する。
そこに特別扱いや区別は必要ありません。
必要なのは、すべての子どもたちに、同じスタートラインを届けることです。
もちろん、簡単なことではありません。
それでも、舞台の上で輝くメンバーたちの姿を見るたびに、この取り組みには確かな意味があると確信しています。
ユースシアタージャパンは、技術を学ぶだけの場所ではありません。
どんな環境にあっても、安心して挑戦し、多様な仲間と出会い、人間力を育てていける場所です。
これからも私たちは、一人でも多くの子どもたちに、その機会を届け続けていきます。
劇団代表
ジョアン・ラスボ
奨学生制度について
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