
ユースシアターのミュージカルを観ることは、
ただ公演を楽しむ、 だけではありません。
これからさまざまな経験を積んでいくメンバーにとって、
自分自身がこれから何を学び、
どのように成長していけるのかを感じられる、
大切な機会でもあります。
舞台の幕が上がり、音楽が始まる。
そこには、歌い、踊り、演じながら、
一つの物語を届けるメンバーたちがいます。
そのパフォーマンスの裏には、
日々のレッスン、仲間との練習、
うまくいかない悔しさ、
そして何度も挑戦してきた時間があります。
今、舞台の上で堂々と表現しているメンバーたちも、
最初からすべてができたわけではありません。
歌の基礎を学ぶこと。
新しい振り付けに挑戦すること。
演技を通して、自分とは違う誰かを表現すること。
一つひとつの経験を重ねながら、
少しずつスキルを身につけ、
自信をつけ、新しい舞台へと進んできました。
そんなメンバーたちのミュージカルを観ることで、
皆さんも自分自身の未来を想像することができます。
今は難しいと感じる歌も、
いつか歌えるようになるかもしれません。
憧れのキャラクターを、
自分自身が演じる日が来るかもしれません。
そしていつか、大きな舞台に立ち、
多くのお客様に自分たちの物語を届ける日が来るかもしれません。
「あの役を、いつか演じてみたい」
「あんなふうに歌えるようになりたい」
「あのステージに、自分も立ってみたい」
そんな気持ちが生まれたなら、
それは新しい挑戦の始まりです。
どのメンバーにも、最初の一歩がありました。
だからこそ、舞台を観ることも大切な学びです。
どのように声を使っているのか。
どのように身体を動かしているのか。
どのように感情を表現しているのか。
どのように仲間と協力しながら物語をつくっているのか。
舞台の上には、
普段のレッスンで学んでいることがたくさん詰まっています。
そして、公演を観ることで、
今の学びがこれからどのようにつながっていくのかを
感じることができます。
今は、難しいと感じることがあるかもしれません。
なかなか覚えられない振り付け。
思うように歌えない歌。
人前に立つときの緊張。
それでも、誰もが自分のペースで成長していきます。
一つのレッスンを終えるごとに。
一つの挑戦を乗り越えるごとに。
一つの経験を重ねるごとに。
少しずつ、できることは増えていきます。
そしていつか振り返ったとき、
自分がどれほど成長したのかに驚く日が来るかもしれません。
次のユースシアターのミュージカルでは、
ぜひ客席から舞台を観てみてください。
舞台に立つメンバーに拍手を送り、
作品ができあがるまでの努力を感じ、
自分自身の未来を想像してみてください。
あなたが観ているのは、
ただのミュージカルではないかもしれません。
そこには、数年後のあなた自身の姿があるかもしれません。
今日、あなたが憧れている舞台上のメンバーも、
かつては最初の一歩を踏み出した一人でした。
次にそのステージに立つのは、
あなたかもしれません。
ユースシアタージャパン劇団代表
ジョアン・ラスボ




