
ユースシアターには、たくさんのメンバーがいます。
年齢も、性格も、得意なことも、苦手なことも、一人ひとり異なります。
歌が得意なメンバー。
ダンスで自分を表現することが好きなメンバー。
仲間と一緒に作品をつくることに楽しさを感じるメンバー。
人前に立つことに、少しずつ勇気を出して挑戦しているメンバー。
それぞれが違う個性を持ち、それぞれの歩幅で成長しています。
ユースシアターが大切にしているのは、全員が同じ形で成長することではありません。
一人ひとりが、自分自身の目標に向かって、一歩ずつ前に進むことです。
初めはできなかったことが、練習を重ねることでできるようになる。
苦手だったことにも、諦めずに向き合えるようになる。
自分にはない力を持つ仲間から刺激を受け、新しい挑戦を始める。
そうした一つひとつの変化が、メンバー自身の自信となり、次の成長につながっていきます。
そして、その成長は本人だけのものではありません。
一人のメンバーが努力する姿は、周りの仲間にも勇気を与えます。
一人のメンバーが挑戦する姿は、誰かの「自分もやってみたい」という気持ちにつながります。
一人の成長が、仲間の心を動かし、チーム全体の成長へと広がっていくのです。
舞台づくりは、誰か一人だけが輝けば完成するものではありません。
それぞれが自分の役割に向き合い、仲間を信じ、支え合うことで、一つの作品が生まれます。
大きな声で励ますこと。
困っている仲間に声をかけること。
誰かの努力を認めること。
仲間の成功を一緒に喜ぶこと。
そうした小さな行動の積み重ねが、安心して挑戦できる環境をつくります。
そして、仲間を応援することは、決して相手のためだけではありません。
誰かの挑戦を支える経験は、自分自身の成長にもつながります。
相手の気持ちを考える力。
周りを見る力。
チームのために行動する力。
仲間と共に一つのものをつくり上げる力。
それらは、舞台の上だけでなく、これからの人生でも大切な力になります。
ユースシアターは、ただ技術を高める場所ではありません。
仲間と関わりながら、自分自身の可能性を広げていく場所です。
一人の成長が、みんなの成長につながる。
そして、みんなの成長が、より大きな感動を生み出していく。
これからもユースシアターが、一人ひとりが安心して挑戦でき、仲間と共に成長できる場所であり続けることを願っています。
ユースシアタージャパン劇団代表
ジョアン・ラスボ




