小さい挑戦から:YTJの幼稚園生向けの教育

2023-11-03
劇団代表ブログ

YTJでは、幼稚園生(年中と年長)向けのPKレッスンでも、子供たちはダンス、歌、英語や表現に挑戦します。

もし大人数の前で「外国語話して!」「バレエして!」「歌って!」といきなり言われたら、自信をもってできますか?

自分の体を使って、ダンスや歌をして、頭を使って外国語を使い、人前で披露することは結構怖いことです。大人でもハードルが高いにもかかわらず、YTJのレッスンでは幼稚園生も行っています。

ただ、その怖い気持ちは、少しもったいないと個人的に感じています。

なぜなら人間として皆が歌い、体を動かし、外国語を学べますし、実際にやってみたら楽しめるかもしれないので、怖がらずにチャレンジしたほうがいいかなと。

また、多くの伝統文化には歌やダンスがあり、日本でも盆踊りがありますよね。ダンスや歌などは人間として自然的な活動で、取り組む価値があるもの。

では、どうやって新しいことに取り組むかというと、

まずは小さい挑戦から始めてみることです。

人前で英語を喋ることを大人が怖いと思うなら、子供も怖いと思いますが、

特に小さい子供は素晴らしい勇気を持っているので、子供たちはチャレンジしようとするはずです。

最初は怖がる子もいますが、YTJスタッフの役割は子供を常に優しくサポートして自分でできるまで励ますことです。

数年前、ある幼稚園生のメンバーは、泣きながらレッスンに参加していました。

「泣く」というのはいろんな理由があって、状況や人によってその理由が異なります。

「怖い!ママがいて欲しい!」「勝ちたかったのに負けた」「疲れた」という涙など。

そのメンバーが泣いていたのは「上手にやりたいけどできない!どうやってするかがわからない!」からでした。

大人でも、すぐに想像ができる気持ちですよね。

理由を知って「続けているとできるよ!もうできているところがあるし、僕を真似して、真似してやってみてね!」と声をかけました。

メンバーは泣きながら挑戦していましたが、毎週少しずつ成長していき、泣く時間は徐々に減り、

自信を持ってできるようになりました。それから何年間かYTJでの活動も続け、多くのダンスや歌ができるようになっていきました。

チャレンジしないとできない大事なことがたくさんあります。僕も、YTJの業務をしていて、常に新しい挑戦をしています。

大人でもキャリアだけでなくプライベートも成長し、社会に貢献したりするためにはチャレンジが必要です。

小さい挑戦であれば、どの年齢からでも始めれます。

子供の頃から、小さい挑戦をすることに慣れたら「新しいことに挑戦してもいいんだ!」という自信や前向きな姿勢がつき、大きくなったらより大きいチャレンジができる可能性があります。

YTJでは「チャレンジしてもいい」「失敗してもいい」「新しいことをやってみてもいい」レッスンの環境を作ることを目指していきます。

一緒にちょっと挑戦しませんか?

劇団代表

ウルフ・グレゴリー