
ユースシアターで日本の教育に携わるようになってから、少し驚いたことは、日本では、サマーキャンプのカルチャーが少ないように感じられたことです。
欧米では、小学生や中学生が2週間程度のサマーキャンプに行くことはよくあることですが、日本では、そういった機会が少ないように見受けられます。
2週間の間に磨かれる自立心や自信も重要ですが、私が特に必要と思っているのは、素直な自分を他人の前で表現できるようになること、そこをより社会にあうように修正できる力です。
家族以外に安心感を持てる相手を増やしていく第一歩のトレーニングとして、サマーキャンプはとても有効な手段です。
ユースシアターの合宿は、もっと長くしたいと私は願います。
2週間は合宿をしたい。
賛同いただける皆様は、ぜひ応援メッセージをよろしくお願いします!
それはそうと、ユースシアターの合宿ほどよい活動を私は見たことはないかもしれません。
前劇団代表のグレゴリーは、合宿はエンターテイメントという名言を作ってくれましたが、私は普通に、『人間的な成長を促したいなら、合宿に参加してください』と皆様にお伝えします。
仲間とすごす長い時間は、技術や完成度という成果だけでなく、確かな変化を与えてくれます。
ユースシアターの合宿では、更に高校生や大学生のメンバーも参加して、参加者と一体になります。
スタッフは、熱い気持ちで全参加者を盛り上げるために準備を重ねています。素晴らしいことです。
芸術だけでないユースシアターの価値を再発見できる機会を逃さないようにしてくださいね!
夏のパフォーマンスも今から待ちきれません。
劇団代表
ジョアン・ラスボ