本質・本物について戻る

こんにちは、
劇団運営委員長の西島です。


今回は、タイトルの内容について、
一つの見方をお話ししたいと思います。


育児・教育において、
「こどもの時から本物に触れあうべきである」
との意見がございます。

プラスチックの食器よりも陶器の器(うつわ)、
表面的な安楽・容易ではなく
本質的な経験・理解を促進することの重要性について、
皆様はどのようにお考えでしょうか?


ところで、サンフランシスコの
「アカデミー・オブ・サイエンシズ」という施設をご存知でしょうか?

全米はもちろん世界中の子供達に大人気の体験型科学館であり、
植物・動物・昆虫・天文・考古など、
自然科学に関するありとあらゆる情報に触れることができます。
施設の中心は、
世界中の熱帯雨林の環境を精緻に再現した
レイン・フォレスト・ドームと、
宇宙や海洋の世界を映像にて再現した
プラネタリウム、自然史博物館となります。

とりわけレイン・フォレスト・ドームは、
最新の生物学の知見をベースとし、
生き物とリアルな環境で触れ合うことができます。


こどものみならず、大人にとっても大変興味深いのは、
単なる生き物の展示に止まらず、
「なぜ」「どうして」に対して
各分野の気鋭の専門家による掘り下げた
説明や工夫を凝らした展示がなされており、
学術的にも極めて高いレベルにあることです。


感受性の強いこどもに対してこそ、
高い知見に基づく熱い熱意をもっての情報提供が大切であると、
改めて気付かされます。


YTJも、多くのスタッフやご家族、
支援者の皆様に活動を支えていただいておりますが、
そうした大人達の活動に係る知見や熱意が、
メンバーの真の成長にとって大切だと考えます。

「なぜなのか」「どうしたらよいのか」
といった本質的な問いを通じてこそ、
主体的な解決や行動を生むことができます。

各種のバイアスから距離のある子供達に対してこそ、
本質的な問題提起が必要です。

アメリカは自然科学の領域にて多くのノーベル賞を受賞しておりますが、
研究の裾野の広がりにはアカデミー・オブ・サイエンシズの様な取り組みが
確実に寄与しているものと思われます。


「なぜ」「どうして」「本質・本物とは」などを常に自問し、
活動の意義を高めていきます。


劇団運営委員長 西島

 

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